
屋根の雨漏りはどこから?原因や発生しやすい形状と修理費用
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屋根の雨漏りはどこから?原因や発生しやすい形状と修理費用
大雨だけではなく小雨なのに屋根からの雨漏り!
天気が悪くなると天井からポタポタと落ちてくる水滴にうんざりと感じている人は多いでしょう。
また、天井から水が落ちてこなくても、部屋の湿度が高かったり部分的にカビが生えたりしているのも雨漏りが原因の可能性が高いです。
今回は、屋根の雨漏りが発生したときの症状や調査方法、業者に依頼したときの費用相場などについて解説します。
目次
屋根から雨漏り!原因はなに?
雨が降るたびに室内に水が流れてくる、その原因は次の3つが関係しています。
・屋根の劣化
・板金の劣化
・手抜き工事
3つの原因の中で最も多いのが「板金の劣化」です。
屋根は塗装など定期的にメンテナンスしないと、紫外線や雨風によって耐水性が薄れてしまいます。
塗装していない屋根はサビが発生し、放置しておくとひび割れや穴が開いて水が住宅内に侵入します。
住宅を購入したばかりで雨漏りが発生するときは、工事の不具合な可能性が高いので、不動産やハウスメーカーに相談しましょう。
屋根の雨漏りチェック!どんな症状が起こる?
「もしかして雨漏り?」と感じたときは、次の症状がないかチェックしましょう。
・天井やクロス(壁紙)にシミができる
・天井やクロスが剥がれる
・天井やクロスにカビが生える
・天井やクロスの一部が膨らむ
・壁を触るとジメジメする(手の平に水が付く)
・天井からポタポタと水が落ちる
・水が流れる音がする
1つでも住宅内に症状が見られるときは、屋根から雨漏りしている可能性が高いです。
修理せずに放置しておくと建築材が水分によって腐り、天井が崩落する危険性もあります。
雨漏りしやすい屋根としにくい屋根ってある?
住宅によって屋根の形状はさまざまあり、30年住んでいても一度も雨漏りに悩まされた経験のない家庭もあります。
一方で、たった10年しか住んでいないのに雨漏りに悩まされるケースは珍しくありません。
屋根からの雨漏りは、実は水が室内に入り込みやすい形状や条件があるのです。
・ストレート屋根
・瓦屋根
・天窓やトップライトがある屋根
・10年以上屋根塗装していない
・屋根材の一部が剥がれている
・屋根材の劣化を放置している
ストレート屋根とは、薄い粘土板岩の屋根材を並べて作られた屋根です。
住宅によってコロニアル屋根やカラーベストとも呼ばれています。
屋根の一番高い場所に棟板金(むねばんきん)と呼ばれる金属製の屋根材があります。
棟板金はクギによって支えられているのですが、環境や劣化により浮き上がり、隙間から雨が侵入するのが原因です。
瓦屋根は瓦がズレたり割れたりしたことで、雨が室内に入り込みます。
屋根材は耐水性や耐熱性に優れた塗料を施工しますが、劣化すると機能は低下するため、必然的に雨漏りを引き起こす可能性が高いのです。
雨漏りしにくい屋根
自然環境にさらされた中にある屋根は、雨から守ることはほぼ困難です。
メンテナンスしていると雨漏りとは無縁な関係を築けますが、屋根の形状によって雨による被害から回避できるケースもあります。
例えば、次のような屋根形状は、他よりも雨漏りの発生率が低いです。
・切妻屋根(屋根材のつなぎ目が少ない)
・片流れ屋根(構造がシンプル)
・寄棟屋根/方形屋根(雨が多方向に流れるため排水が良い)
形に合わせて使用する建築材やつなぎ目、構造がまったく違います。
隙間や排水性に優れていると、雨の侵入が低くなります。
雨漏りの調査方法は?対策して屋根を守ろう
屋根の雨漏りはどこから発生しているのか、そもそも屋根が原因なのかわからないケースもあるでしょう。
業者に依頼する前に、自分でできる範囲でチェックしておくのもポイントです。
・目視で確認
・水を屋根に撒く
業者の中には屋根に散水して漏れている部分を確認する方法もあります。
密集住宅街の場合、なかなか自分で水を撒くという方法は難しいため、できる範囲で確認しましょう。
屋根の雨漏りの対策方法
屋根は高所作業なので、自分でできる対策には限界があります。
応急処置として、次の方法で二次被害を防ぎましょう。
用意するもの
・バケツ
・布
・ブルーシート
雨漏り対策
1. バケツの中に布を入れる
2. 雨漏りする箇所にブルーシートを敷く
3. バケツを設置して水を溜める
屋根にブルーシートをかぶせる方法もありますが、2階以上の住宅は高所作業が必要なのでおすすめしません。
平屋住宅であっても、地上から屋根まで高さがあるため作業が大変です。
自分で対策するときは、室内に流れ込む水を受け止める程度にしましょう。
屋根工事で雨漏りは解決できる?修理費の相場
屋根修理することで、雨漏りは解決できます。
業者に依頼した場合の修理費の目安は、瓦のズレを直す程度であれば5万円程度です。
コーキングの補修や棟板金の交換が必要な場合は、3~20万円ほどかかるでしょう。
さらに、屋根全体の交換となると、50万~200万円とまとまった費用が必要です。
業者へ依頼するときは、必ず見積りして費用の確認をしましょう。
まとめ
屋根から雨漏りする原因は、屋根材や板金の劣化している可能性が高いです。
わずかなひび割れや穴があるだけでも、雨が室内に侵入してくるため、早めに対処しましょう。
放置していると、建築材が湿気によって腐敗して天井が崩れたりクロスが剥がれてカビが発生したりと被害が拡大します。
雨漏りは建物の寿命を縮めるので、一刻も早く修理することが大切です。
自分では難しい場合は、無理せずプロを頼りましょう。
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